胸のつまりと自律神経の関係

梅雨の時期、「なんだか呼吸が浅い」「胸がつかえて深呼吸できない」といった“息苦しさ”を感じる女性が増えています。実はこの症状、自律神経の乱れや交感神経の過緊張と深く関係しています。
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、ホルモンバランスの影響を受けやすい体質。そのため、梅雨の低気圧や高湿度といった気象ストレスにより、自律神経が乱れやすくなります。交感神経が優位になると、胸や鎖骨まわりの筋膜・筋肉が緊張し、呼吸が浅くなる原因に。
この状態が続くと、息苦しさだけでなく、不安感・疲労感・集中力低下などの不調も現れやすくなります。特に40代・50代の女性、更年期世代は自律神経の影響を受けやすく、体調管理が重要です。
【息苦しさを和らげるセルフケア】
・鎖骨の上下にやさしく手を当てる
・首をゆっくり上下・左右に動かす
・動かしにくい方向で深呼吸を3回
この簡単なケアだけで「胸が開いた」「呼吸が楽になった」と感じる方も多く、日常のケアとしておすすめです。
呼吸が浅い、胸が苦しい、寝ても疲れがとれない…。そんな時は、自律神経を整える呼吸ケアや、筋膜リリース・骨格調整といった整体的アプローチが体にやさしく働きかけます。
息苦しさや胸のつまりを感じたら、体が出しているサインに耳を傾けてみてください。梅雨時期の女性の体調不良は、早めのセルフケアが予防の鍵となります。