女性に多い首肩の冷え対策
秋になると、朝晩はぐっと冷え込み、日中はまだ暑さが残る――この大きな寒暖差が「自律神経の乱れ」を引き起こし、疲れが取れない、肩こりや頭痛が続くといった不調につながります。これを「寒暖差疲労」と呼び、特に冷えやすい女性に多く見られる傾向があります。
首や肩の冷えを放置すると、血流が滞り、酸素や栄養が全身に行き渡らなくなります。その結果、肩こり・頭痛・だるさといった不調が慢性化し、「寝ても疲れが取れない」「気分が落ち込む」といった悪循環に。さらに免疫力が低下して風邪をひきやすくなるなど、秋の楽しみを奪ってしまう要因になるのです。
一方で、首や肩を意識的に温めて血流を促すと、体は驚くほど軽くなります。血液循環が整うことで疲労物質が流れやすくなり、肩こりや頭痛が和らぎ、体のだるさも軽減されます。また、自律神経が安定することで気分も明るくなり、ストレスやイライラが減少。紅葉狩りや秋の味覚など、季節のイベントを心から楽しむ余裕が生まれます。
特に女性はホルモンバランスの影響で冷えに敏感であり、更年期世代では自律神経の不調と重なりやすく、疲労感が長引くケースが少なくありません。「首肩の冷え」や「寒暖差疲労」を軽く考えず、早めのケアが大切です。
おすすめは、マフラーやストールで首を守る、カイロを肩甲骨の間に貼る、入浴でしっかり温めるなど、日常に取り入れやすい冷え対策。加えて、深呼吸やストレッチで自律神経を整える習慣を意識するとより効果的です。
「秋は不調の季節」ではなく「秋を満喫できる季節」に変えるために、今から首肩の冷え対策を始めてみてはいかがでしょうか。
恩田全身調整院(女性専門整体)
群馬県太田市小舞木町