寒暖差で悪化する肩こりの原因
朝晩の冷え込みが強まり、寒暖差が大きくなる11月中旬。
「肩が重い」「朝からだるい」「マッサージしても戻る」――そんな肩こりに悩む女性が増える季節です。
秋から冬への変わり目は、自律神経が乱れやすく、体温調節のために体が常に緊張状態になります。すると血流が滞り、肩や首の筋肉が硬くなりやすくなるのです。さらに日照時間が短くなることでホルモンバランスも崩れ、気分の落ち込みや疲労感も出やすくなります。
特に女性は筋肉量が少ないため、冷えやストレスの影響を受けやすく、肩こりや腰痛が慢性化しやすい傾向があります。肩こりに加えて頭痛、眼精疲労、不眠を訴える方も少なくありません。
この時期に肩こりが出やすい女性の特徴は、デスクワークやスマホ時間が長い、冷え性、睡眠の質が低下している、更年期によるホルモン変動がある、などが挙げられます。
40代~50代の女性では、更年期の影響で自律神経が乱れやすく、肩こりや腰痛が長引く傾向にあります。ストレスや心の疲れが重なると、回復まで時間がかかることもあります。
女性整体師として多くの施術を行う中で感じるのは、肩こりを根本的に改善するには「肩だけ」ではなく、全身のバランスを整えることが重要だということです。首・肩甲骨・背中・骨盤を丁寧に調整し、姿勢を整えることで血流が促進され、呼吸が深くなります。全身の循環が整うと、自律神経が安定し、肩こりが起こりにくい体質へと変化していきます。
11月は冷え・寒暖差・自律神経の乱れが重なり、肩こりや腰痛が出やすい季節です。
「肩が重い」「疲れが抜けない」と感じる方は、体が冬に向けて変化しているサインかもしれません。軽いストレッチや温かいお風呂など、できることから体を温めてあげましょう。
群馬県太田市の恩田全身調整院では、女性整体師が更年期や自律神経の乱れ、肩こり・腰痛・冷え性など女性特有の悩みに寄り添い、体の内側から整える施術を行っています。