40代・50代女性に多い原因とケア方法
朝晩の冷え込みが一段と強まり、日中との寒暖差が大きくなる11月中旬。
この時期、「歩くと股関節がズキッと痛む」「しゃがむと違和感がある」「あぐらがかけない」などの症状を訴える女性が増えています。
股関節は、上半身と下半身をつなぐ“体の要(かなめ)”。冷えによって筋肉がこわばり、骨盤まわりの血流が悪くなると、関節の動きが制限され、痛みや違和感が出やすくなります。特に女性は骨盤の構造やホルモンバランスの変化により、股関節への負担が大きくなりがちです。
今の時期に股関節痛が出やすい女性の特徴には、次のような傾向があります。
✅ 長時間のデスクワークや座り姿勢が多い
✅ 冷え性で下半身がむくみやすい
✅ 家事で冷たい床の上に立つことが多い
✅ 無意識に片足重心で立っている
こうした生活習慣が続くと、骨盤の歪みや筋肉バランスの崩れが生じ、股関節に負担が集中します。その結果、腰痛や膝痛、下半身太りといった二次的なトラブルにつながることも少なくありません。
また、女性整体師としてお伝えしたいのは、更年期や自律神経の乱れが関係する股関節痛です。更年期になると女性ホルモンの分泌が減り、筋肉や関節の柔軟性が低下。血流も滞りやすくなるため、「治りにくい」「繰り返す」といった慢性的な痛みに悩む方が多く見られます。これは、女性特有の体のリズムと深く関係しています。
施術の現場でも、「最初は肩こりや腰痛で来院されたけれど、実は股関節が原因だった」というケースが少なくありません。体はすべてつながっているため、一部分だけ整えても根本改善には至らないのです。
股関節痛を根本から整えるには、痛みのある部分だけでなく、骨盤・腰・太もも・お尻を含めた全体のバランスを整えることが大切です。整体で血流と筋肉のしなやかさを取り戻すことで、関節への負担が減り、動きやすく軽やかな体に変わっていきます。
今の時期(11月中旬)は、冷え・寒暖差・姿勢の乱れが重なり、股関節痛が悪化しやすい季節です。
「朝起きると体がこわばる」「歩くたびに違和感がある」と感じたら、それは体からのSOS。
早めのケアで、冬の冷えにも負けないしなやかな体を整えていきましょう
恩田全身調整院(群馬県太田市小舞木町)では、女性整体師が更年期・自律神経・冷え・骨盤の歪みなど女性特有の悩みに寄り添い、体の内側から整える施術を行っています。肩こりや腰痛にも対応しておりますので、気になる不調がある方はお気軽にご相談ください。