冬に悪化する食いしばりと顎の不調改善法
12月になると、顎が痛い・口が開きにくい・朝からこめかみが重い…。
そんな不調を訴える40~50代の女性が一気に増えます。特に頑張りすぎてしまうママ世代は、肩こりや腰痛に加え、食いしばりや顎関節の不調を重ねてしまう傾向があります。私自身、女性整体 太田市として多くの女性を施術してきましたが、「冬の食いしばり」は明確に悪化しやすい特徴があります。
そこで今回は、なぜ12月に顎のトラブルが増えるのか、そしてどう改善していくのかを、専門知識と施術経験からお伝えします。
12月に顎の不調が増える理由
冬の冷えや日照不足により、自律神経が乱れやすい季節です。
副交感神経が働きにくくなることで、睡眠の質が低下し、寝ている間の歯ぎしり・食いしばりがひどくなります。特に更年期世代の女性はホルモンの変動も重なり、顎の痛みが長引きやすくなります。
冬の冷えと姿勢の崩れ
寒さで肩がすくみ、背中が丸くなる「冬猫背」は、首や顎を支える深層筋を緊張させ、顎関節へ2~3倍の負担をかけます。
また、スマホ・PC時間の増加により頭が前に出る姿勢が習慣化すると、首〜顎へのストレスはさらに蓄積。結果として「開けにくい」「痛い」「カクつく」などの症状に発展します。
年末のストレスと噛みしめの関係
仕事・家事・行事が重なる12月は、無意識の噛みしめが増える時期です。
「気づいたら奥歯を噛んでいた」「朝起きた瞬間から顎が疲れている」と相談される女性は非常に多く、これは自律神経の緊張によって噛む力が抜けなくなるためです。
顎の不調は“顎だけの問題”ではない
実際の施術では、
・首の深層筋
・背中の硬さ
・姿勢の崩れ
・冬特有の冷え
・自律神経の失調
これらが重なって顎の不調を作り出しているケースがほとんどです。
顎だけをマッサージして一時的に良くなっても、すぐ戻ってしまう方が多いのはそのためです。
女性整体師が考える改善のポイント
食いしばり・顎関節の改善には、
✔ 姿勢の見直し
✔ 深層筋の調整
✔ 呼吸の改善
✔ 血流アップ
✔ 自律神経の安定
この5つを同時に整えることが重要です。
冬は不調が悪化しやすい反面、ケアで変化が出やすい「改善のチャンス月」。
つらい顎の痛み・食いしばりでお困りの方は、どうか一人で我慢せずご相談ください。
あなたのつらさが少しでも軽くなるよう、丁寧にサポートいたします。
ご予約・お問い合わせはお気軽にご連絡ください。
群馬県太田市小舞木町 恩田全身調整院