満月が近づく頃になると、体が重くて動けなくなる。
そんなふうに話してくれた方がいました。
満月前症候群や自律神経の乱れ、女性ホルモンの影響が重なる時期です。
その方は、
「洗濯を回す気力が出ないんです」
「掃除をしなきゃと思うのに体が動かない」
と、ぽつり。
やらなきゃいけないのは分かっているのに、体がついてこない。
その状態が続くと、自己嫌悪にもなってしまうんですよね。
満月前は特に、
胸の張り、眠気、だるさ、気持ちの波。
そこに寒さによる体のこわばりや血流低下、自律神経の乱れが重なると、
日常の動作がぐっと重くなります。
最初は施術のあと、
「呼吸が楽です」
それだけでした。
次の頃には、
「肩の力が抜けてる感じがします」
さらに少し経って、
「昨日、洗濯できました」
その一言が、とても印象的でした。
特別なことじゃないかもしれません。
でも、その方にとっては大きな変化なんです。
体の緊張がゆるみ、血流が整い、自律神経のバランスが戻ってくると、
“やろうと思ったことができる日”が少しずつ増えていきます。
満月前症候群は、
気持ちの問題でも、ホルモンだけの問題でもありません。
骨盤、背骨、呼吸、血流。
体の土台が整うことで、
毎月の波が穏やかになっていきます。
突然元気になるわけではないけれど、
「あれ?今日は動けるかも」
そんな日が少しずつ増えていく。
通ってくださっている方の変化を見ていると、
体ってちゃんと応えてくれるんだなと、いつも感じます。