2026-02-15
「先生、今日なんか体が軽いです」
その一言、私は忘れません。
天気痛や自律神経の乱れで通われている方。
低気圧が来るたびに頭が“ズーン”と重くなり、
首も固まり、呼吸まで浅くなっていました。
「ちゃんと息が吸えてる感じがしないんです」
それが最初の言葉でした。
自律神経失調症や気象病の方は、
首の深層筋が固まり、
胸郭の動きが小さくなり、
無意識に呼吸が浅くなります。
頭痛だけを追いかけても、
本当の原因には届きません。
先日、施術後にベッドから起き上がった瞬間、
「…あ、息が入ります」
そう言って、ゆっくり深呼吸をされました。
肩が上がらない自然な呼吸。
胸ではなく、お腹まで入る呼吸。
その時の表情が、本当に穏やかでした。
天気痛は“痛み”だけの問題ではありません。
自律神経が過敏になり、
体が常に緊張している状態です。
でも整ってくると、
まず最初に変わるのは
“呼吸”
です。
呼吸が変わると、
頭の重さも軽くなり、
不安も少し静かになります。
回復は劇的ではありません。
でも、確実です。
「今日は体が軽い」
その積み重ねが、
天気に振り回されない体へ変わっていきます。
焦らなくて大丈夫です。
ちゃんと体は応えてくれます。