自分のペースで安心できる時間を増やすために。
朝、目が覚めた瞬間から、
「今日、何か悪いことが起きたらどうしよう……」
そんな考えが浮かんでくる。
家族のこと、仕事のこと、健康のこと。
まだ何も起きていないのに、次々と心配事が出てきて、頭の中が休まらない。
「大丈夫だよ」と自分に言い聞かせても、
「でも、もしも……」
と、また考えてしまう。
仕事中も集中しづらく、家事をしていても気持ちが落ち着かない。
夜になって布団に入ってからも、一日の出来事を思い返したり、明日のことを考えたり。
「もう考えたくないのに……」
そう思うほど、頭の中から心配が離れなくなることがあります。
全般性不安障害(GAD)は、家族や健康、仕事など、さまざまなことについて過度な心配が続き、睡眠や集中力、日常生活に影響することがあります。身体の緊張や疲れ、動悸、発汗などを伴う場合もあります。
そして、それは「気にしすぎ」や「心が弱いから」ではありません。不安症は、本人の性格や努力、人間性だけの問題ではないと日本精神神経学会も説明しています。
●「また考えてしまう」がつらい
不安が続くと、身体にも力が入りやすくなります。
肩や首がこわばる。
呼吸が浅く感じる。
疲れているのに、なかなか気持ちが休まらない。
そんな状態が続くと、
「今日は外に出るのもやめておこう」
「家族に心配をかけたくない」
と、楽しみにしていた予定まで諦めてしまうことがあります。
本当は、友人とお茶をしたい。
家族と買い物に行きたい。
好きなことを楽しみたい。
でも、
「途中で不安が強くなったらどうしよう」
と考えてしまう。
その繰り返しに、心も身体も疲れてしまいます。
●もう一度、自分の時間を
もし朝、
「今日は何をしようかな」
と考えられる日が増えたら。
朝食を食べながら、家族と何気ない会話をする。
仕事では、目の前のことに少しずつ集中する。
疲れたら、
「今日はここまでにしよう」
と休むことも自分に許してあげる。
仕事帰りには買い物に立ち寄って、
「今日は何を食べようかな」
と夕食を選ぶ。
休日には、近所を散歩したり、好きな音楽を聴いたり、友人とゆっくり話したり。
家族から、
「今度、一緒に出かけようか」
と誘われたとき、
「いいね」
と自然に答えられる。
旅行も、すべてを完璧に楽しもうとしなくて大丈夫。
途中で休みながら、自分のペースで景色や食事を楽しむ。
夜になったら、
「今日も一日、よく頑張ったな」
と身体をゆるめて、安心して眠る。
そんな一日を、少しずつ目指していきませんか。
不安を完全になくすことだけがゴールではありません。
不安があっても、自分のペースで「やってみよう」と思えることを増やしていく。
それも、大切な一歩です。
●「できた」が安心につながる
「今日は心配事を考える時間が少し短かった」
「家族と笑って話せた」
「買い物に行けた」
「好きなことを楽しめた」
そんな小さな「できた」を大切にしていきましょう。
そうした変化を重ねることで、ご本人だけでなく、ご家族も、
「無理に元気にさせようとしなくていいんだ」
「本人のペースを大切にしよう」
と、少しずつ関わり方を考えやすくなることがあります。
実際に、
「身体の緊張を意識するようになった」
「自分を休ませることも大切だと思えるようになった」
というお声もあります。
●身体と気持ちを一緒に
恩田全身調整院では、全般性不安障害そのものを整体で治療するのではありません。
必要に応じて医療機関での診察・治療を大切にしながら、身体の緊張や姿勢、日常生活での負担などを確認します。
そのうえで、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの全身調整を行っています。
また、精神保健福祉士として20年以上の相談支援経験を生かし、
「こんなことを話していいのかな」
と思うようなことも、安心してお話しいただける環境を大切にしています。
施術だけで終わらず、ご自宅で無理なく続けられるセルフケアも、その方の状態に合わせて一緒に考えていきます。
●今日からできること
まずは、頑張りすぎないことから。
① ゆっくり息を吐く
不安が強いときは、無理に深呼吸しようとせず、ゆっくり息を吐くことを意識してみましょう。
② 心配する時間を区切る
考え続けるのではなく、「今は目の前の家事だけ」と、できることに意識を戻してみます。
③ 予定を詰め込みすぎない
一日の中に、何もしない時間や休憩時間も予定として入れておきましょう。
●安心できる毎日へ
「また不安になったらどうしよう」と考える毎日から、
「今日は大丈夫だった」
「家族と過ごせた」
「少し好きなことができた」
と、自分の時間にも目を向けられる毎日へ。
全般性不安障害と向き合うとき、すべてを一人で抱える必要はありません。
不安が長く続いている、眠れない、仕事や家事に大きな支障が出ている場合は、整体だけで抱え込まず、医療機関など専門家へ相談することも大切です。全般性不安障害は適切な治療や支援の対象となる病気です。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
少し心穏やかに過ごせる朝。家族と笑える時間。好きなことを楽しめる休日。
そんな「自分らしい毎日」を、今の自分のペースで少しずつ取り戻していきましょう。
恩田全身調整院
群馬県太田市の女性専門・完全予約制整体院