夜、部屋の明かりを消して静かに過ごそうとしたとき、耳の奥で「キーン」「ジー」という音が響く。
周囲は静かなのに、自分の耳だけ音が鳴り続けている。眠ろうとしても気になり、落ち着かない夜を過ごすことはありませんか。
耳鳴りは、実際には音がしていないのに、音が聞こえるように感じる症状です。高い音や低い音、セミの鳴き声のような音など、感じ方は人それぞれです。
難聴と一緒に起こることも多く、耳の病気だけでなく、疲労やストレス、睡眠不足などが症状を強める場合もあります。
大切なのは、耳鳴りの原因を確認することです。特に、突然耳鳴りが始まった、片耳だけに続く、聞こえにくさやめまいを伴う場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。急に聞こえが悪くなった場合は、速やかな受診が必要です。
また、首や肩、頭まわりの緊張が気になる方には、整体で身体全体のバランスを整え、顔・頭・耳周りまで丁寧にケアする方法もあります。筋肉のこわばりが和らぐことで、身体の軽さやリラックス感につながることが期待できます。ただし、整体で耳鳴りそのものが改善するとは限らず、耳の治療に代わるものではありません。
聞こえないはずの音に、心まで疲れてしまうこともあります。
「いつものこと」と我慢せず、まずは耳の状態を知ることから。
静かな時間を、少しでも穏やかに過ごせるように。自分の身体の声を大切にしていきましょう。